2015-08-11

Überhype by Juzzy




holla!!!!

本来の月曜日担当ACKOに代わり、本来火曜担当(元々は水曜w)のJuzzyがお送りします!!

暑い日が続きますが、皆さんご機嫌いかがでしょうか??この夏は、天神花火(音だけ)→PL花火(ハルカス展望台から)→淀川花火(チケット取りました)と、人生初の花火大会3連覇しました。なんでも、夏の3連覇を成し遂げたのは1930年代の中京商(どこや)以来だそうです。

さて、第2週目の今回は『Überhype』旬のアーティストをピックアップする企画ですが、今回は少しコンセプトから外れてこのアルバム/アーティストについてお届け。

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『COMPTON a soundtrack by Dr.Dre』

4ちゃんが前に『音楽好きに贈るオススメ映画』の記事で、紹介してた"Straight Outta Compton"にやられてDr. Dreが制作を始めたこのアルバム。そして、俺達がいかに歳を取ったのかをこの記事で書いていこうと思います、、、


まずこのアルバムのプロデューサーDr.Dre(ドクタードレー)HipHopシーンに最も大きな影響を与えたプロデューサーの1人と言っても過言ではないでしょう。リリースしたアルバムは今回の『Compton』を含めても何とたった3枚...。

1992年に『The Chronic』1999年に『2001』どちらも革新的な音作りで、シーンに多大な影響を与えました。そして3枚目のアルバム、悲しくもお蔵入りとなってしまった『Detox』この幻の3枚目のアルバム、当初は2005年にリリースが予定されてたんですよ、、、こんな形でNew Albumが陽の目を見るとはね〜(ドレーのNEW ALBUMの話をして、Detoxの話をする奴はオッサンです(^ω^))

クライマックスに近付くにつれて、1秒たりともリスナーの耳を離さず作品に引き込ませる、映画さながらの展開。ラスト3曲なんて、プリモとの共作→Eminem verseがso madな一曲→N.W.A時代まで遡って回想を膨らませ、最終的に完全引退を匂わせるエンディング。これは胸が熱くなりました。

常に革新的なビート作りを提示してきたDr. Dreが本作で聴かせたのは、意外にもオーセンティック、100%ド直球のウエストコーストサウンドでした。3枚目にして最終作と言われているこのアルバムがシーンに起こした革命は、間違いなくリリースのフォーマットだと思います。

まぁiTunes含む"デジタル先行リリース"なんてものが目新しくない時代になってきたのは周知の事実な訳ですが、Dreはもう一歩踏み込んで音楽ストリーミング ・サービス『Apple Music』で、リスナーがアルバムをフル試聴(何回でも)出来る形に持って行きました、、。

iPhoneをお使いでiOSをアップデートされてる方なら、”ミュージック”で『Compton』と検索するだけ...パソコンでiTunesをお使いの方なら検索欄に『Compton』と打ち込むだけで、まるで購入済みの品かのように、このアルバムを全編聴く事が出来、更にはiPhoneに入れて外へ持ち運ぶ事も出来てしまうのです。。。


こんな大御所が音楽ビジネスの敷居をここまで下げてしまったらダメだろ...と思う反面、アーティストに更なる未来を提示してくれたなぁ〜とも感じています。『アーティストをサポートする為にCDを買わなければいけない』それも一理なんですが、アーティスト自身『AWA』やら『LINE MUSIC』なんかからそれ相当の収入は得てるはずなんで、俺達がこーゆー形で音楽を享受しても何の問題も無いのでは...と、、、

彼Dr. Dreが創立した会社『beats electroics』によるラジオ"Beats 1"がApple Musicを使っていつでも簡単に極上のラジオ・プログラムを聴く事が出来るようになったり、とApple社とDr. Dreは蜜月関係にある訳で、今回の展開も当然と言わざるを得ないですがね。

ちなみにこのBeats 1 Radio、AMERICAN EXPRESSの協賛を受けてるみたいで、音楽ビジネスもどんどん巨大化していきますね...!! 

さて、肝心の中身についてなんですが、冒頭で触れたDJ Premierとの共作曲、そして何よりもKendrick Lamarのverseが話題となってますね〜!DrakeへのDissが示唆されてるんですが、実際のところどうなんでしょうね?

問題の箇所は、まず"Deep Water"で

Motherf—er know I started from the bottom /They liable to bury him, they nominated six to carry him/ They worrying him to death, but he’s no vegetarian/ The beef is on his breath, inheriting the drama better than/ A great white, n—-, this is life in my aquarium

ご存知Drakeのヒット曲"Started From The Bottom"や"6 God"の一節を使い、また"Darkside / Gone"では


と同じくDrakeのヒット曲"Energy"を引用。

DrakeはMeek Millと目下ビーフ中。ちなみに、Meek MillがDrakeに対して『お前、lyric自分で書いてないじゃん。ゴーストライター雇っといて偉ぶってんじゃねえよ。』と喧嘩を売ったのが、このビーフの発端。

そこにKendrickが加勢ってのが、1番考えやすい流れですね〜。Drakeのlyricを使ってるからDiss…ってゆう稚拙な着想ではなく、思い返せば2013年。Big Sean"Control"の中で、KendrickはDrakeを名指しでディス。当時の熱がここに来て再燃…という見方が有力です。過熱化するとなると、このビーフからもまだまだ目が離せないですね(^ ^)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、今回はアルバムの話から派生して、噂の音楽ストリーミング・サービス、今話題のビーフまで早足でお送りしました!分かりやすく書いたつもりだけど、普段HipHop聴かない人からしたら、チンプンカンプンな内容だったかも。。

long-long-awaitedな『Detox』がリリースされなかったり、しかも新作がデジタル・ストリーミング・サービスで初お披露目だったり、本当私達も歳取りましたねザーボンさん、。。

長々と駄文失礼しました。火曜日のお目汚しの後は、水曜担当JAG様の記事でどうかお清め下さい。

Take care!! bye.

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